前回記事の続きです。
【前回はこちら】カノーバーの折りたたみ自転車CA-M2をカスタムして遊びたい①
3万円で買えるディスクブレーキ搭載折りたたみ自転車ことカノーバーCA-M2をゲットしました。
前回はステッカーなどを取り外し自然体に。今回は「赤ホイールの強烈な存在感」を押さえ込みたいと思います。
CA-M2の赤ホイールどうするよ問題
選択肢は3つ
- 赤ホイールを塗装する(スプレー代で数百円)
- ホイールそのものを交換する(リア駆動部総取り替えで数万円?)
- そのまま乗る(0円)
アリエクを見ればディスク仕様の451ホイールセットも破格の13,000円くらいで買えるようですからホイール交換もアリ。
しかし、CA-M2の後輪は7速のボスフリーなので、カセット仕様のリアホイールに取っ替えるならスプロケも買い替えないといけません。
さらに今のリアディレイラーで上手く引けないとなるとディレイラー交換も必要になります。なんならチェーンも。なんならタイヤとチューブも変えたい。
ホイール交換ルートは色々とゴッソリ入れ替わるので13,000円の出費じゃ止まらないんですよね。


とはいえ「3万円で買ったチャリンコ」という前提から、まずは「赤ホイールを塗装する」という低コストな選択をしたいと思います。


CA-M2の赤ホイールやタイヤの詳細
塗装工程前に「赤ホ」の詳細を。
フロント・リア共にナットで止められてますが、取り外すとツメ型になっておりクイックも想定していたかのような作りです。
ディスクブレーキローターは6ボルト(6穴式)止め、ローターサイズは前輪が160mmで、後輪が140mmでした。
タイヤは37-451(20x1 3/8)です。
内側まで真っ赤。
チューブにはHAKUBAとだけ。
ちなみに重量は前輪後輪合わせて3kg弱くらいあります。(タイヤ&チューブ&ディスクローター&スプロケ含む)
ラバーペイントスプレーで塗装してみる
今回、ラバーペイントスプレーという自動車の一時的なカラーチェンジにも使われるスプレーを買ってみました。
私個人としては「ホイールを赤に戻したい」と思うことは無いと思うんですけど、綺麗に塗れる自信もないので後から剥がせるのは悪い話ではありません。

後から剥がせるのが売りなのでヤスリなどで足つけはしません。軽く脱脂してそのまま噴射。
脱脂が足りなかったのか元々の塗料の上からだからか、めちゃくちゃ密着性が悪い(弾く)



タイヤにもめちゃくちゃ塗料がかかってますが、黒タイヤに黒ラバースプレーなのでまったく気づきません。完全に同化。
数回重ね塗りしたところ、こんな仕上がりになりました。20インチなら1缶で前後の車輪を数回重ね塗り可能なようです。


もっと重ね塗りすればいいのかもしれませんが、これでヨシとしました。
取り付けてみました。タイヤ全体が黒になったことで、ディスクローターに視線がいく感じになりました。
重たいホイールとタイヤに厚塗りのラバー塗装。

いつになるかわからないですが、ホイール交換してみたい気持ちになりました。
毎週届くパーツを組み合わせていく
ローコストで調達しつつ今より軽いパーツに
手軽な部分のパーツ交換をしていきたいと思います。
とはいえ「高品質超軽量パーツでゴリゴリに攻める」わけもなく「ローコストでそれなりに軽量化していく」という路線です。


元グリップの重量を計測。
(iPhoneの2眼カメラが液晶に顔みたく写って怖い)
286gですが、こちらに交換で148gの軽量化。

続いてサドル。
415gの元サドルを外し、Amazonで売られていた謎のメッシュサドルに交換。227gの軽量化。
この2つで375g軽量化でした。
重量的には缶ジュース位なのでさほど体感はないですが、チリも積もればという心持ちですね。
では全体図。
シートポストについてるボトルケージはなんとなく付けたものです。
あとハンドルの高さ調節は使わないので、可変させることを考慮して余裕のあったワイヤーは縮めて短くしています。



次回「クランク交換編」はnoteにて公開されました。