いまから何週間か前、1週間ほど加工食品にまみれた生活をしてみました。
普段はなるべく添加物を避ける生活をしているのですが、ここにきて「いま規則を変え大幅に加工食品を摂ったらどうなるのか?」と。
スイッチはオンオフしないと効果がわかりませんからね、

添加物を避ける生活を止め、少し多めに加工食品を摂った結果
顔にでかいニキビが3つできた
添加物を控え続けてから明確に思ったことは「肌が荒れなくなった(ニキビができなくなった)」ことです。

プチ自慢はさておき、今回下記の品目を少しずつ間食で取り入れました。(取り入れたというか食べたかったので普通に食べただけですが)
- ピザ
- バームクーヘン
- ポテチ
- クリームが入ったワッフル
睡眠などの生活習慣はいつもと変わりありません。
爆食いした訳ではないのですが、頻度多めにこれらを「おやつ」として普段の食事に追加していたらニキビが出来ましたね。でかいの3つ。
あまりの悪化に「うわ、戻さなければ!」と再び加工食品やお菓子を控え始めたらみるみるニキビは引いていき、現在安定しています。

植物油脂って関係あるのかな?
日頃の癖として原材料欄は100%見るので、食べたものは全部何が含まれてるのか見ています。
今回食べていた加工食品類ですが、植物油脂が多かったです。
単純に「油脂を摂りすぎ」ということなのかもしれませんし、油脂の中でも粗悪な油脂が悪さをしたのかもしれません。
私はニキビについて「脂っこいものはよくない」という考えはあったのですが、加工食品の油脂は注目しておりませんでした。

ピザやポテチは脂っこいので見るからにわかりますが、バウムクーヘンやケーキ類なんかはマーガリンやショートニングという名の植物油脂が使われていますし・・・というか(スーパー・コンビニにある)お菓子類は植物油脂に支配されていると言っても過言ではないでしょう。
そして、安く買えちゃうお菓子類にちゃんとした油は使われて・・・ないような気がするなぁ。(100%ヘキサン抽出油でしょうし)
大量生産・大量輸送でコストを下げたとしても、100円程度のお菓子とか普通にあるわけですから相当原材料をコストダウンしないと難しそうです。
ニキビができる原因はホルモンバランスによる皮脂の過剰分泌とかも言われているので、必ずしも植物油脂がどうこうと言えないかもしれません。
しかし「植物油脂過多な日本人が多いのでは?」なんて思ってしまったりもします。
お菓子は贅沢品として味わうのがいいか
日本人の多くは本物を知らなすぎている?
ちょいと油脂から逸れますが、こんな説明を見つけました。
ドイツ食品法のバームクーヘンの品質基準は、
「バター以外の油脂を使ったものは、バームクーヘンと言いません。」
フェルヴェールではこのレシピや規定に従い、厳選した最高級の醗酵バターと健康な親鶏が産んだ健康卵を使用。
コストダウンや見た目のよさのために、業界では当たり前に使っているショートニングや乳化剤、ベーキングパウダー、ゲル化剤等の添加物を、フェルヴェールでは一切使っていません。
こうした添加物には、安全という量がありません。人の体内に入ることがいけないのです。

バウムクーヘンの本場ドイツには、国立ドイツ菓子協会という団体があり、
バウムクーヘンの基準が厳密に定められています。
その基準とは、
- 油脂はバター以外(ショートニングなどの代用油脂)を使用していないこと。
- ベーキングパウダーを使用していないこと。
- 「バター、小麦、砂糖」1に対して、「卵」を2とすること。
- 乳化剤、人工香料などの添加物を使用していないこと。

これバームクーヘンに限った話じゃなく、まだまだこんな話がありそう。
なんだか「それっぽく見せた食品」で溢れて、本物は淘汰されていく未来が・・・。
伝統工芸とかも後継者不足が問題になってたりしますが、食に関する後継者不足と理解者不足もなかなかの問題ですね。
かくいう私もバームクーヘンのことは知らずに生きてきた訳ですが「これからはもう少しお菓子は選ぼう」と思いました。

2022年11月29日追記
お菓子をやめたらニキビ激減
この記事を書いてからたまにピザは食ってたんですけど、ポテチとかは完全に食べなくなっていました。
チョコレートはもう半年以上は食べてませんし、クリーム(植物油脂)を使ったスイーツみたいな奴も食べていません。
やっぱりニキビが全然できなくなりました。
私は子供の頃から脂性肌で鼻のテカリと15年くらいは戦ってた訳ですが、年齢と共に皮脂の減少はあるにせよ(食生活を変えるまでは)ちょくちょくニキビできてましたからね。
これも「ストレスが原因だ!」「睡眠が〜」とか言えば色々可能性はあるのですけど、お菓子(加工食品に含まれる油脂)はなんだかその1要素として有りうるような気もします。