生きていれば挫折することもありますよね。
私なんかはまだ30過ぎですけど、初っ端から「会社員として生きることを徹底的に否定されたような出来事」ばかりでした。
雇われた会社はどこも爆弾を抱えており、私は爆発で吹っ飛んでは落下した先で地雷を踏みまた吹っ飛ばされるような感じでした。

金も自己肯定感もなく半ベソかきながら「こんなボロボロならフリーでやってやる!」と捨て身で一人になってから景色は変わり始め、ここ数年は「定年退職してのんびり暮らす高齢者」みたいな生活をしています。



そんな私が「挫折した時に考えていたこと」を書き残しておきたいと思ったので、悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
ステイ子流「挫折した時の立ち直り方」
あと「○回挫折でステージアップ!」みたいなゲームだと考える
よくRPGゲームで「攻略条件:ボスを10回倒し、かつ100時間プレイする」みたいなのありますよね?(私が子供の頃にやってたゲームで見た気が)
これを自分がいま挑戦していること取り入れて考えるのですね。
あなたのステージアップ条件:3回挫折

ちなみに挫折回数は「自分で勝手に決めただけ」なので現実は3回ではなく5回かもしれません。
それは3回挫折した後にわかります。

というのは冗談で、もし3回も挫折したのであれば結構成長した実感もあるはずなんですよね。
少なくとも「最初とまるで変わってない」と思うのなら挫折のハードルが低すぎです。
ちなみに挫折というのは個人差はあれど、大体軽いものではありません。
私の場合は「もう辛いしこんなん続けても報われないじゃん、もうやりたくない、みんな死ね」と夜な夜な一人で大泣きして人やモノに八つ当たりして、自分を恨み他人を恨み社会を恨み自暴自棄になるような状態まできて挫折だと思ってます。
だからそんな状態の人に今説明しているコレを話しても素直に受け取ってもらえるか微妙なんですけどね。
でも、言葉や態度では諦めていても本心では諦め切れない自分が数%かは確実にいるはずです。
そのときに「ステージアップ条件:3回挫折」を考える訳です。

と受け取るのか

と受け取るのかは自分で判断することですから、挫折期間中は一休みだと思ってどちらを選ぶかひたすら考えるとよいと思います。


そうなんです。いま諦めてしまうと「実はあと一歩のところで撤退する」という素晴らしく残念な判断を下すことにもなり得るのです。





自分の人生の全体から眺めて挫折を捉える
私はたかだか30年ちょいしか生きてないので、50代60代の人から見ればクソガキ同然な訳で。
そんな私が「もう先はないな」とか「道を誤った」とか言ってたら「お前アホじゃねーの?俺らと比べたらまだ30年はあるじゃねーか!ふざけんなよ!」と言われるでしょう。
さらに言えば、私から見たら10代の子が「人生終わりだ」とか「私には何もない」とか言ってるの聞くと素で爆笑してしまうレベルです。


このことから、自分より年上の人から見た自分というのは「やり直す時間ありまくりじゃねーか!ふざけんな!無駄にするならその時間よこせ!」という感じなんですね。これは絶対。
そういうことも加味した上で先ほどの「ステージアップ条件:3回挫折」を考えてみて欲しいのです。


「今すぐじゃないとダメなんでしょうか?」という問いに「いや、別に」と思えたなら、自分を縛るものは溶けて消えます。
そうやって立ち直れたのであれば、続けた先に何かしらの転機は訪れるはずです。



さいごに
「いいことがある」と思うからいいことに気付く
「自分はツイてない、悪い事ばかりだ」と思うほど、身の回りに起きたことを悪く捉えやすくなります。
例えば財布を落とした時
- 財布落とした。最悪だ。最近悪い事ばかり・・・
財布を落とすのは不幸であるのは確かですが、すぐに考え方を切り替えられる人は実際運が良いです。
- 財布落とした。きっと財布が身代わりになってくれたんだな。安く済んでよかった。
どういう見方をするかで負の連鎖は食い止めることが可能です。
同様に「いいことアルゾーミスタードーナツ」と普段から思ってる人は些細な良い事に気付きやすくなります。
挫折した時も「これで1挫折ゲットや!」と夏休みのラジオ体操でもらえるハンコの様に思っておけばいいのです。
