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DIY

染めQや布えのぐでスニーカーを染める方法と注意点

2019年5月30日

経年劣化で黄ばんだスニーカーや、買ったけどほとんど履かずにしまっている靴。

これらに着色して再び履ければ良いですよね。

とはいえ「素人が塗装してなんとかなるものか?かえって見窄らしくなるのでは?」と思う人もいるでしょう。

そこであんまり着色が得意ではない私が試してみました。

スニーカーを染める(着色)する方法

乾くと耐水性を持つ布専用えのぐで靴の布地を塗る

今回はサンダル用に買ったアディダスの靴を実験台にしてみたいと思います。

ちなみに実験台となるアディダスの靴、全体的に化学繊維です。

綿100%とかのキャンバススニーカーのようにはいかないと思うので、どうなるものか。

最初に布えのぐで塗ってみて微妙だったら染めQで塗りつぶす計画。

いずれにせよ「真っ黒」にしたいのでミスっても問題ありません。

ターナーの「布えのぐ」は熱処理による定着の必要がなく、えのぐ感覚で布に塗れゴワつきが少ないとされています。

なんとなく紺と黒を混ぜてみましたが、気軽にこういう混色ができるのも絵の具ならでは。

(エアブラシなら混色も可能ですが、市販のカラースプレーだとできません。)

黒に近い紺ができました。

そのままだとノビが悪いので水で薄めて塗ってみます。

水が染みて濃くなったのか着色によるものかわかりにくいですけど、紺っぽさはありますね。

下記はある程度乾いた状態で撮影したものですが、意外としっかり色が付いてます。

ただ、絵の具をしっかり混ぜないと均一に着色するのが難しいですね。

若干テカっている所が見えると思いますが、濃度が濃かった部分だと思われます。

そのまま1時間程放置してから手洗いして洗濯耐久性を検証。

濃かった部分はしっかり乾いていなかったのでしょうか、色落ちしてますね。

なんだか全体的に薄くなった気もします。

混色した絵の具が尽きたので中途半端ですがここで止めておきました。

布えのぐで靴を塗る感想

  • 化繊でも色は付くものの、しっかり乾かさないと色が落ちる。
  • 絵の具を混色する場合は大量につくらないと途中で足りなくなる可能性あり。
  • 生地はしなやかさを失いゴワつく。(生地がしっかりした感)
  • メリットは混色できること。
  • ソール部分には無理。(剥がれてくると思う)

 

学生の時に使ったアクリルガッシュとさほど差がないような気もします。

ガッシュだともっとゴワゴワしたかなぁ。

 

細かい粒子で高密着する染めQで塗る(染める)

次はおなじみの染めQを試してみます。

 

余談ですが、染めQの登場は2004年と10年以上前から存在しており、高校生の頃に1本買ってブーツを染めたことがあります。

が、70ml缶を買ってしまったせいで片足を塗り終えた所でスプレーが尽きてしまいました。(あるある)

70mlでも1本1,000円くらいしたので「2,000円かけてまでやるべきか、諦めるか」と考えて塗装を中断。

中途半端に片足だけ染まったブーツは履けないので当時の携帯オークション「モバオク」に出したところ5,000円で売れたという不可思議な現象を経験したりしました。

 

という過去の経験を踏まえ今回は264mlの大きな缶を購入。

塗料で汚れないよう養生していざ噴射。

染み込むのでしょうか、一気に黒くなる感じではありません。

EVA素材のソール部分はテカってますね。

なんかこの時点で「大丈夫かこれ?」といった不安が漂います。

しかし「塗装→乾燥→塗装→乾燥」を繰り返すうちに色がどんどん濃くなっていきました。

最終的にはこのあたりで終了。

光の加減って書いたんですが、元々の黒メッシュよりも染めQの方が黒いので黒くないように見えるような気がしてきました。

「ここは黒いから適当でいいや」と思わずに全体的に吹いたほうが良いかもしれません。

重ね塗りしていけば以外と黒くなるものですね。

また、EVAソール部分は染料をはじいて液がダレていましたが、乾くと共に染みたのかいい感じに消えていました。

裏側は歩けば削れて白が出てくるので適当です。

動画もあるので染めQの噴射した感じをご確認下さい。

染めQで靴を塗る感想

  • 手軽に全体を着色できる
  • 比較的乾燥が早い
  • ソール部分もはがれにくい(素材にもよる)
  • 複数回塗る必要がある
  • 布えのぐと同様にゴワゴワ感はある
  • 室内で作業できず、汚れ対策に周囲を養生する必要がある
  • 価格が高い(1本2,000円ほど)

濃い色のものを白く塗れるのか?

今回のように濃い色で塗るのであれば比較的お手軽ですが、濃い色のものを真っ白にできるか?という疑問もありました。

試していないのですが、今回かなり重ね塗りが必要だったことを考えると「濃い色を白にするにはかなり重ねる必要がある」のではないでしょうか。

また、対象が皮革(合皮も含む)なのか布生地(化繊含む)なのかで結果が変わるかと思います。

元から白いスニーカーで黄ばんだ程度ならホワイトで白さをプラスすることは容易そうですが、黒いスニーカーを真っ白にするのは手間がかかりそうです。

 

まとめ

絵を描く訳じゃないなら染めQが簡単

布えのぐも使える方法だと思いますが、広範囲を塗るのは手間がかかります。

その点染めQは手軽に全体を塗ることが可能なので、使い分けでしょうか。

 

もしかしたらスニーカーの布部分は最初にダイロンなど液体染料で染めて、その影響を受けたアウトソールを染めQでリペアするように塗るのがよいかもしれないですね。

(ダイロンではソールは染まらないか、汚く着色してしまうらしい)

参考になれば幸いです。

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